先日、ノルウェーの平和構築がテーマの勉強会に参加しました。ノルウェーはなぜ紛争解決の場によく登場するのかを知りたかったのですが、それについての説明より、ノーベル平和賞について、スリランカ和平について、中東和平について、それぞれノルウェーがどのように関わってきたのかが説明されました。
このときの話と、ノルウェー人の夫Tの意見を聞いて、なぜノルウェーが世界の紛争解決・予防に積極的に取り組んでいるのかを考えてみました。(といっても私は文献を読んだわけではないのでこれはあくまでも素人の意見です。)
1.過去、デンマーク、スウェーデン、ドイツに侵略・併合された歴史がある。
2.小国なので、世界に存在感を示したい。
3.他国を植民地化したことがない、戦争を自ら始めたことがないので、利害関係があまりない。
4.石油に恵まれ経済・社会も安定しているので、資源に恵まれていない弱小国を助ける余裕がある。
以上が、私が個人的に考えた理由です。もっと詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたいです。多分国家の外交的な目的と、国民一人一人の問題意識が強いという両方がうまく組み合わさって生まれた流れなのかなと思っています。
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