Thursday, November 23, 2006

サンクスギビング☆

昨日やっと夫がアフガンから帰ってきました。長かった~。(とかいって2年も遠距離していましたが・・・)カブールからドバイまでは国連専用機で飛び、ドバイを少し観光して、アムステルダムを経由しワシントンDCに戻ってくるという長旅だったので、お疲れのようですが、今日はサンクスギビングなので休んでいる暇はありません!

アメリカの重大行事であるサンクスギビング(感謝祭)は、日本でいうお盆やお正月のような感じで家族全員が集まり、夕飯にローストターキー(七面鳥のロースト)とマッシュポテトなどのサイドディッシュと食後にパイを食べる、というものです。ほとんどの人が木曜から日曜まで4連休です(サンクスギビングの木曜のみお休みという人もいますが)。今年は、ハウスメイトのJだけコロラド州に帰りましたが、あとのみんなはクリスマスに実家に帰るからということでワシントンDCに残っていました。木曜は、午前中しかスーパーが開いてないので、レジはかなりの行列でケオス状態でしたが、他にもワシントンDCに残っているそれぞれのハウスメイトの友人たちが(豪華ディナーを目的に?)私たちの家に集まるということだったので、ワインを5~6本、ビールを2ダース購入(お、重い・・・)。

メイン料理はもちろん、ミネソタ州出身の元シェフのCが腕を振るい、巨大ターキーを外で一日かけてグリル。夫Tは、クランベリーソースとスイートポテトを作っていました。(男性陣が料理好きなので、女性陣は片付けまで出番なし。)私は料理を観察しながら洗濯や掃除をしていましたが、あっという間に夕方になり、ゲストが集まり出しました。結局12人くらいだったかと思いますが、みんなでターキーをおなかいっぱい食べた上に、イタリアンレストランのオーナーを両親に持つMのお母様が作った洋梨タルトとふわふわプリンまで食べ、本当に大満足でした。

その後、夜遅くまで宴会。宴会といっても日本の宴会みたいなのではなく、電気を暗くしキャンドルをたくさん灯して、音楽を(ちょっとうるさいくらいに)かけて、まったりトーク。アメリカ人って、(というか少なくとも私のハウスメイトたちは)電気が暗いのが好きなようです。本を読んでいても電気を消してキャンドルにするし。私はよく見えないのですぐつけたくなりますが。。。

サンクスギビング明けは、全国一斉にセール開始です。前日の夜から並んでいる人もたくさんいます。私たちも新しい家具やノルウェーに持っていくクリスマスプレゼントをそろそろ買わないとならないのですが、今週末はとっても混雑しそうなので家でゆっくりする予定です。

Sunday, November 12, 2006

夫がアフガニスタンへ

夫がアフガニスタンに出張に行ってから、1週間半が経過。戻ってくるまであと2週間弱。私は相変わらず職探しをしながら、友達に会ったりNYへ行ってきたりハローウィンパーティに行ったり結婚パーティに参加したりランニングをしたりと、いろいろやっています。夫とは毎日朝晩スカイプで話せているので、アフガンのネット環境はそこまで悪くないようです。本当は私も無職の身なのでついていきたかったのですが、配偶者には許可が下りないとのことでした。首都カブールの写真を数枚送ってきたので、せっかくなのでアップします。

緑もなにもない町。内戦直後はもっと埃がひどかったようで、今はマシなようです。












ユニセフが支援しているテントの学校。











ホテルの入り口に「武器は持ち込まないでください」の看板。











アフガンでは金曜のみが休日ですが、やはり治安がよくないので自由に歩きまわれないようです。破壊された建物を見て内戦の傷跡が生々しく残っていると言っていました。アフガンは国家再建に向けてすでに歩み始めていますが、テロ、難民、飢餓、自然災害、誘拐事件、国内に数多く埋め込まれた地雷など、未だに多くの問題を抱えています。アフガンの復興が順調に進んで早く国民にとって住みやすい国になることを心から祈っています。

Thursday, November 09, 2006

米国中間選挙

火曜日に米国中間選挙が行われました。予想されていた通り、民主党の圧勝でした。やはり、イラク戦争に対する国民の不満が高まっているようです。ラムズフェルドも辞任に追い込まれましたし。他にも共和党大敗の要因はいろいろあるかと思いますが、私がこちらで思ったことはメディアの影響の大きさです。選挙前、何気なく見ているテレビCMのほとんどが相手を誹謗する内容ばかりであることに気づきました。共和党のスキャンダルが多かったことは確かですが、さんざん候補者の名誉を傷つけるようなことを指摘し、それでもあなたはこの人に投票する?といったかんじのCMが繰り返し放映されていました。このような、相手にとって不利な情報を流すネガティブ・キャンペーンが世論に与える影響はかなり大きいのではないかと思います。ルームメートいわく、アメリカでは調査の結果ネガティブ・キャンペーンの効果が高いことが判明しているので、選挙に限らず企業などの組織も自分たちの利益向上のためにライバルに対してよく使う手段だそうです。そうなのか~。でも見ていてあまり気持ちのいいものではないですね。。。