Wednesday, May 02, 2007

ノルウェー滞在記:ノルウェー第2の都市ベルゲンへ

ノルウェーに来てから4日目。オリジナルの家族が全員そろったところで、予定通りノルウェー第2の規模を持つ都市ベルゲンへ向かいます。オスロから飛行機でたったの40分でベルゲンに到着。ベルゲンは港町で、12~13世紀はノルウェーの首都だったこともあり、街並みは中世ハンザ都市の面影を残しています。街には狭い石畳の通りが多く、そこにお店がずらっと立ち並んでいました。すごく小さな街ですが、山と海に囲まれていてきれいで趣きがあります。まず、ベルゲンといえばユネスコの世界遺産に登録されているブリッゲン地区が有名とのことだったので、そのカラフルな三角屋根の木造家屋を見に行きました。













あと、湾に面した広場にあるフィッシュマーケット(魚市場)もベルゲンのシンボルだそうです。その場ですぐ食べるなら塩ゆでのエビやスモークサーモンのサンドイッチなどが新鮮でおいしいみたいです。(私たちは食べませんでしたが。)なんとこんなところで日本語を発見!ノルウェーに、しかもオスロではなくてベルゲンに、日本人観光客が来るものかな~なんて不思議に思ってしまいました(自分たちは棚に上げて。。。)













その後、ケーブルカーで標高320mのフロンエン山の頂上へ。













そこからベルゲンの街が一望できるのですが、思わず喚声を上げてしまったほど絶景でした。この写真だとその良さが伝わらないのですが。。。 夜景もきれいなようです。













頂上でアイスクリームを食べてのんびりと山頂からの景色を楽しんだ後、ケーブルカーで街に戻り、湖のまわりをぶらぶら散歩しました。湖畔には、牡丹桜がきれいに咲いていました。













夜は、Tが予約してくれた北欧料理が食べられるというレストラン“Naboen”で夕食をしました。レストランの雰囲気も良く、シーフードやミートボールやラム肉などどれもこれも美味しかったです。食事が終わるころ、前々から母には内緒で企画していた母の退職祝いを実行することに。といっても、家族でお金を出し合って買ったダイアモンドのネックレスをプレゼントするだけなんですが、兄弟を代表して長女の姉がこれまでお疲れ様でしたといってプレゼントを渡すと母はまたもや泣きそうになっていました。父がさりげなく母のほしいものを探っていたので、喜んでもらえてよかったです。(ネックレス、いらなくなったら私がほしい・・・)

ホテルでは、どの部屋もドアを開けっ放しであっちこっちの部屋に行ったりきたりで久々にオリジナルの家族が揃っての旅行を楽しめた気がします。7人全員が揃って旅行するなんて何年ぶりだろう??まさかうちの家族で遠い遠い北欧の国ノルウェーを旅することになるとは、誰ひとり(私も)予期していなかったと思います(笑)両親は家族が増えていくのを楽しんでくれているようです。それにしても改めて、自分がノルウェー人の妻であることを考えると本当に人生何が起こるかわかりません。

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