Saturday, January 19, 2008

ペルー旅行紀:やってきましたマチュピチュ

本日(12月26日)はついに旅のハイライトであるマチュピチュへ行く日。早朝5時に旅行会社のお迎えがやってきました。クスコからオヤンタイタンボという街まではバンで、そこから列車に乗ってマチュピチュへ向かいます。 オヤンタイタンボまでの道のり、遠くの雪山が林立する風景がすっごくきれいだったので車を止めてもらって写真撮影。外はめちゃめちゃ寒かったですが。。。
マチュピチュまでの列車の中では、皆さんさすがに早起きしたので熟睡。帰りは起きていたので気付いたのですが、列車から眺める景色がとても素敵でした。ノルウェー横断のときの大自然の景色を思い出しました。
ガイドさんとアグアス・カリエンテス駅に到着後、ホテルのスタッフが私たちの荷物をとりにきてくれました。そこからマチュピチュまでは、ミニバスに乗ってくねくねとした山道を登りつめることになります。秘密都市とか空中都市とか呼ばれているマチュピチュ、確かにこんなジャングルの山の奥のてっぺんにある都市はスペインの征服者にも気付かれなかっただろうなと納得。

ついにマチュピチュに到着。こちらがガイドさんがまず最初に連れていってくれた、マチュピチュの全景が眺められるスポットから撮った写真。感想1:おお~これがマチュピチュか~。 感想2:ん?これだけ?
というのも、最初にマチュピチュ全体を見渡すと、すごく小さく思えてしまったのです。私は勝手にマチュピチュとはひろーい敷地の中に様々な大小高低含めた遺跡があるのかと思っていたので、期待値を上げ過ぎてしまったようです・・・これまで見てきたグアテマラのマヤ文明のティカル遺跡とかエチオピアの岩を掘り下げて作られた教会とか、私はどうやら高くてでかい遺跡に感動を覚えるということに気付きました。。。

それでももちろん、ガイドさんの説明を聞きながらマチュピチュ内をめぐるうちに、ほ~これはすごい遺跡なのだな~やっぱり謎も多くて神秘的な雰囲気が漂うな~と感じました。やはり、スペインの征服後インカ時代の建造物はことごとく破壊されたのに、このマチュピチュはインカ時代のそのままの様子を残していることや特殊な場所にひっそりとあることやカミソリの歯も通さないといわれているその精緻な石組みの技術に価値があるのだと思います。それにしてもマチュピチュがここまで有名なのはペルー政府の観光振興政策がとても効果的なのでしょうか。
ガイドさん付きのツアーは午前中だけだったので、ランチの後にマチュピチュの背後にそびえたつワイナピチュという山を登ることに。これがまた、すごーく急な山で、みんなで汗だくになりながら、頂上からみるマチュピチュの眺めは絶景だという言葉を信じて必死に登りました。われわれ女性陣は遅れをとり、何度も休憩しながら1時間かけて頂上へ。こちらが山の頂上から見たマチュピチュ。文字通りまさに絶景でした。苦労して登った価値あり。
この山登りはしんどかったですが、行き交う人たちと声を掛け合いながら登って実は楽しかったなと今になって思います。登りも大変だったけど足場が悪いので下りるのも大変。顔が見えないので自分の写真を載せちゃいますがこんなに急だったのですよ。
とにかく暑くてたまらず、みんなジーパンやチノパンを巻き上げていたので蚊にやられました。水も一人最低1リットルは必要です。 ちょうど雨期に突入で天気が心配でしたが見事に晴天にめぐまれて本当にラッキーでした。最後に、こちらがマチュピチュの遺跡の階段を登るアンデスの動物リャマ。

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