Thursday, November 29, 2007

エチオピア滞在記:エチオピアの古都ゴンダールへ


ラリベラから飛行機に乗って今度はゴンダールへ。遅れることで有名なエチオピア航空、見事に3時間も遅れました。時間が少ないので結局ここでもガイドをお願いすることに。最初車込みで600ブルと言われましたが半額の300ブルまで値引きしました。やっぱりガイドさんがいれば重要なポイントを見落とすことなく一通りまわれるしエチオピアの歴史や文化についても学べるので価値ありです。

ゴンダールは17世紀から18世紀までエチオピア帝国の首都だった町。ゴンダール地域もユネスコの世界遺産に登録されています。最初に向かった先は、内部装飾が豊かなダブレ・ベルハン・セラシエ聖堂。この教会の天使の天井壁画が有名で、天井は80もの微笑む天使の顔に覆われていました↓
次に、ゴンダールの主要観光スポットである、エチオピアの歴代の王によって建てられた6つのお城を見に行きました。すべてのお城が一つの敷地内にあります。


ひとつひとつのお城の説明は省きますが、アラビア様式やヨーロッパ様式の石造りのお城はとても立派でした。いろんな国のお城を見るのは文化の違いが垣間見れて面白いです。日本のお城は質素、タイのお城は金だらけできらびやか、イギリスやフランスはゴージャス、エチオピアは・・・石造りだから重々しいかんじ?ですかね。


第二次世界大戦中にイタリアがエチオピアを占領していたとき、イタリア軍がここのお城を軍の本部として使用していたことからイギリス軍の空爆を受け廃墟となってしまったものもありました。(歴史的建造物は守ろうよってかんじですが。)屋根がなくなってしまったお城の中から見た空模様。


その後、ファシラダス王の浴場を見に行きました。浴場っていうかこれは巨大なプールでしょ!というくらい大きかったです。浴場の周りを取り囲む壁に木の根ががっしり張ってあり、長い歴史を感じさせます。
夕方5時頃ガイドさんと別れて、ゴンダールの町をぶらぶらしました。ゴンダールはラリベラと違って人口も多く町が栄えていました。ゴンダールは標高2000mという立地条件を備えているので、ファシリダス王は低地に蔓延したマラリアから民を守るためにここに遷都したとも言われています。だから夜はアジスアベバ同様肌寒かったです。夜は宮殿の前にあるHabeshaというローカルレストランでエチオピア料理を食べました。ここのラム料理がすごく美味しかったです。

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