Tuesday, November 27, 2007

エチオピア滞在記:夫がエチオピアにやってくる~世界遺産ラリベラへ~

先週水曜日から今週月曜日まで、サンクスギビングを利用してTが出張先のウガンダからエチオピアへ遊びにやってきました。待ちに待った1ヶ月半ぶりの再会。もちろん、到着した日はエチオピアレストランへ連れていき、エチオピア料理&エチオピアダンスを堪能してもらいました。そして次の日は短い滞在期間を最大限に活用すべく容赦なく朝5時起きで、世界遺産をめぐる旅へ出発!

最初に向かった先はエチオピアで最も有名な観光地であるラリベラ。アジスアベバから飛行機で約1時間のところにあります。 空港から町の中心地までの大自然が本当に壮大で、車で移動の30分間はその景色に目が釘付けでした。
ホテルに到着し、チェックインを済ませてから町をぶらぶら散策しました。すっかりカメラにはまってしまい、私がいない間に勝手に新しいレンズを購入していたTは、相変わらず写真を撮りまくっていました。観光地だけあって、立ち止まって写真を撮っていると子供たちが集まってきてお金をくれとせがんできます。Tが三脚を立ててカメラをセットしようとするとあっという間に子供たちに囲まれていました。それでもTはカメラに集中。

ラリベラへ来た目的は、ユネスコの世界遺産に登録されている、地下に彫られた「岩窟教会群」を見ること。12世紀に、エチオピアのラリベラ王がなだらかな斜面にあった巨大な岩を地下にくり貫いて造った11の教会が今でも残っているのです。岩でこんなすごい建築物が造れるなんて信じられん、とただただ驚くばかり。ひとつの教会から教会まで移動するにも岩でできた通路を通ったり真っ暗な洞窟をガイドさんと手と手をつないで、低くかがんで歩いたりしました。足場が悪いので歩きやすい運動靴を履いていてよかったです。あと、教会の内部に入るときは毎回靴を脱がないとならないので、靴下を履いていないときついです。教会内部に敷き詰められたカーペットは古くてダニやノミに侵されているとガイドブックにあったので、私は毎回ジーパンを巻き上げて床につけないように注意しました。
11の教会の中でも最も有名な教会がこちら、聖ジョージ教会(別名聖ギオルギス教会)。人が写っていないのでこの教会の巨大さがわからないかもしれませんが、ほんっとうにでかいんです。こんなのを800年も前にどうやってつくったんだろうか・・・一つの岩を掘り下げて造られているんですよ、これ。とにかくすごすぎでした。

教会は11もあるので、すべてはまわれませんでしたがそれでも3時間に渡ってひたすら歩いてかなり疲れました。政府公認のガイドさんは歴史とともに教会についていろいろ説明してくれるのでガイド料はちょっと高いですがお願いして本当によかったです。というかガイドさんがいないと教会から教会までの移動が複雑で探すのが大変だと思いました。教会の入場料は地球の歩き方によると100ブルでしたが、去年の秋から200ブルに値上がりしたそうです。
最後に、こちらはラリベラの夕暮れです。丘の上から眺める夕焼けはすごく幻想的でした。

No comments: