Sunday, December 04, 2011

夫、ウガンダの猛毒の虫の体液に触れ顔が水ぶくれ、私はサルモネラ菌に感染する

やられました、こんな有害な虫がうちの中にいたとは。。。オバアリガタハネカクシ(英語でPaederus)という害虫をご存知でしょうか。グーグルで検索したところ、日本にも生息する害虫なので知っている方もいるかもしれません。私たちは夫が被害を受けるまでは全く聞いたこともない虫でした。先週の月曜日に、夫の顔の左側に30個くらいの小さい白いぶつぶつ(水ぶくれ)が線状に並んでアレルギーか何かで発疹を起こしたかのようなかぶれように気づき、本人はかゆいといいます。滅多に医者に行かない夫ですが、私がちょうどお腹の調子が悪いこと3日目だったので、無理やり夫を連れ水曜日に二人してウガンダで初めてお医者にかかってみたら、私はサルモネラ菌に感染していて、夫はオバアリガタハネカクシという猛毒が分泌した体液が顔に付着し、かぶれて線状皮膚炎を引き起こしていると診断されました。。私のお腹のほうはそれから処方してもらったサルモネラ菌に有効な抗生物質(ノルフロキサシンというお薬)を飲んでようやく5日目で治ってきましたが、夫の顔のほうは現在は火傷の様なただれた状態なっていて完治に最低2,3週間はかかるそうです。なんて憎らしい虫だ。この虫、体長はたった7mm程度のくせにその体液が目に入ると、最悪の場合、失明する事もあるといい、また、アオバアリガタハネカクシ0.8匹分の体液で、ハツカネズミ1匹が100%死んでしまうほど有害だそうです。なので、痕が残らないことをとにかく祈っています。

あともう一つ、ウガンダで気をつけなければならないのがマンゴフライというアブ。先日私の同僚の子供のおでこに、ぷくっと膨らみがあって痛がっているのを見てそれは何かと聞いたら、マンゴフライの幼虫が皮膚の中に入っているんだろう、あとで潰して取り出すから大丈夫なんて言われて、うそー気持ち悪いーと心の中で思っていたのですが、聞くところによると、このマンゴフライは、洗濯した衣類を外に干した際、洗濯物に卵を産みつけそのまま着用すると、皮膚の中に幼虫が入り込み成長するらしいです。この子供は外に干していた帽子から卵を授かってしまったようです。なので、こちらでは外に干した衣類は下着類を含めて必ずアイロンをかけてマンゴフライの卵を殺すのが普通みたいですが、それでもやはりすべてをアイロンしきれず感染する人はたくさんいるようです。

ちなみにオバアリガタハネカクシはこんな虫です、日本にも生息しているそうなのでみなさんもご注意を。


No comments: