ニカラグアのグラナダという街に来て1週間が経ちました。グラナダは、首都マナグアから車で約1時間の距離に位置するニカラグアの古都です。 スペイン人がニカラグアで最初に創設した街なので、コロニアル様式の建物や教会が立ち並び、通りには馬車が走っています。(馬車はかっこいいのですが、馬や野良犬や野良猫のフンが街中に落ちていて道を歩くときは足元に注意を払わないと危険です。)
ここで、毎日朝の8時から夕方の5時までスペイン語を勉強し、学校で友達になったヨーロッパやアメリカ・カナダからきている子たちと夜や週末を一緒に飲んだり観光したりして過ごしています。ニカラグアでは、停電と断水が本当によく起きます。電気はほぼ毎日4~5時間止まり、水は一日8時間くらい止まることも。首都のマナグアですら、停電のせいでビジネスがストップしてしまうことがしょっちゅうあるそうです。私のスペイン語の先生が住んでいる地域は、4年前までは水が出ていたのにここ3年間は水が止まったままだそうです。なので、ホースで水が出る地域から水をもらい、それでも足りないので高い水を購入しているとのこと。私は最初の1週間は安宿、後半の2週間はホームステイをしたのですが、断水が終わって水が出た瞬間にみんなあらゆる蛇口を使って桶や樽に水を溜め始めます。断水中はこの溜めた水を使って体を洗ったり料理をしたり洗濯をしたりするのですが、手を洗ったり体を洗ったりするときに両手を使えないのはいかに不便かということを改めて感じました。あと、私が一番困ったのはトイレ。当たり前ですが断水中はトイレが流せないので、みんなそのままなのです。だからかわかりませんが、どのトイレも異臭がひどかったです。どうしても流したいときは、トイレのフタを空けて桶に溜めた水を上からじゃーっと足して流していました。
あと、私が慣れなかったのが水シャワー。こちらではシャワーのお湯が出ないので、いくらニカラグアが熱帯地域に位置して毎日30度を超えるほどの猛暑でも、夜や朝に水のシャワーを浴びるのはやっぱり寒いのです。私はいつも鳥肌を立てながら超特急でシャワーを浴びていました。なのでお湯シャワーを浴びたあとやアツいお風呂に入ったあとのすっきり感・リラックス感は1ヶ月間味わうことはありませんでした。
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