私は横浜生まれの横浜育ちです。家族構成は以下のとおり:父・母・姉・兄・私・妹・妹。つまりこのご時世では珍しい5人兄弟のド真ん中でたくましく育てられました。自分は妹でもあり姉でもあるので、甘えるが面倒も見るという両面をバランス良く持っているような気がします。私がこの家族に生まれてラッキーだなと思えるのは、両親が結婚して35年以上経った今でもラブラブなことと、子供に対する愛情が深いことと、兄弟姉妹の仲が良いことです。あと、兄弟姉妹が多かったので自然とシェアすることや我慢することの大切さを学べた気がします。子供のときは、洋服などの「お下がり」やお菓子を5つに分けないとならないことがいやなこともありましたが、これを食べたら妹が悲しい思いをして多分大泣きするな、などと子供ながらにも、自分の行為が相手に対してどういう影響を与えるかということを毎日考えさせる環境にあったと思います。そういう意味でも、子供同士のぶつかり合いは大事だったんだな~と今になって思います。あと兄弟が多いのはとにかく楽しいです。家族旅行も家でのゲームも公園で遊ぶのも学校の運動会も家族が多ければ多いほど楽しいと思います。(けんかもいっぱいしましたけど^^;)今おもえば、同じ小学校に兄や妹がいたのも心強かったですし、運動会のリレーの選手やマラソン大会や水泳大会などで家族の誰かが活躍するとすごく誇らしかったりしたなあと、懐かしいです。
私の両親は共働きでありながら、よく5人も育てたな~と思います。私が言うのもおかしな話ですが、私の両親は世界一立派な両親だと思います。よく働き、自分たちの余暇はかまわずに子供たちの教育には一寸の惜しみなく投資してくれました。その母が、この3月で小学校の校長を退職しました。昨日教育長から退職辞令と表彰状や感謝状をもらったそうです。母のメールからの抜粋→「退職数日前から、胸いっぱいになってしまうことがありました。教職員を前に挨拶をしているとき、「親に健康な身体を産んでくれたのに感謝しています。あと、家族の協力に感謝です。」と言ったら家族の顔が急に浮かんできて、泣き出してしまいました。そんなつもりではなかったのであとは、何を言ったのか???」(これで私が涙もろいのは母似ということがわかっていただけると思います。笑)22歳から60歳まで(年齢ばらしちゃってごめんね^^;)5人を生んで育てながら38年間学校の先生として休みなく働き、最後の10年間は管理職に就いて最後まで教育に情熱を燃やした母は、ノーベル賞(?)をもらってもいいくらい社会に貢献したと思います。母がここまでがんばってこられたのも、経営者の一人として忙しいながらも家事を一緒にして常に母をサポートしてきた父の存在があったからだと思います(ちなみに私の父も料理が得意です)。退職後はゆっくりすればいいのにと思いますが、母は4月からの再就職も決まっているみたいなので、体には無理をせず今度は趣味と両立させながらゆったりとした生活を送ってほしいと思っています。(英会話もがんばってね!)それにしても私の母がもう“学校の先生”じゃなくなるのは感慨深い・・・。これからは5人でいっぱい親孝行するのでお楽しみに!(以上、両親に対する感謝の念を込めて。)
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