最初に訪れたサファリはカンパラから車で4~5時間のムブロ湖国立公園。規模は小さいサファリですが、たくさんのシマウマやインパラやトピやバッファローに会えます。ロッジはミヒンゴ・ロッジというテント式で丘の上にあるため開放感があって広々としたサバンナが見渡せる素敵なロッジ。実はここには4年前に夫と来たことがあるので今回2回目です。前回来たときのほうがご飯が美味しかったような。それでもウガンダのロッジの中ではかなりレベルは高いほうです。ムブロ湖国立公園では乗馬もできちゃいます。
そして次はツアーの目玉であるゴリラトレッキングをするため、コンゴとの国境にあるブウィンディ国立公園へ。ロッジは最近イギリス人が建てたという新築のきれいなロッジでした。食事もビュッフェではなくてアラカルトだったのでよかったです。ゴリラトレッキング当日は朝5時起きで朝食を終えた後、ロッジが用意してくれたランチボックスや水一人2リットルをリュックに詰め込み、6時にロッジを出発し、トレッキング出発地まで車で向かいます。途中、細い山道の泥沼にはまったお茶の葉を積んだトラックに遭遇し、このトラックをみんなで動かすのに30分くらい時間をロスしてしまいました。四駆じゃないんだから雨が降ったあとはこういう細い山道ドライブするのやめようよってかんじですが。
トレッキング出発地の近くで、ウガンダ人のガイドからトレッキング中の注意点について説明があります。ゴリラと目を合わせないこと、くしゃみをしたくなったら後ろを見てくしゃみをすること、ゴリラから近づいてきても後ずさりしながら5メートル以上の距離まで離れなければいけないことなどなど。ひとつのグループは8名までで、私たちのグループは私たち4人と、イタリア人の家族3人の計7人でした。いざ、巨大なナイフを持ったガイドたちとトレッキング開始!ちなみにこの巨大なナイフは道もない熱帯雨林の中を歩くときに目の前に立ちはだかる木や草を切り開かなくてはならないときに使っていました。
このトレッキング、結構過酷だったー。上ったり降りたり、そして再び上ったり(ときには這い上がったり)降りたり。私は1時間くらい歩いてもうすでにゴリラはまだー??って言っていたような。ゴリラはすごい動くので、5%くらいの確立でゴリラに会えないこともあるらしく、なんせこの国立公園は入場料一人5万円という高額で、せっかくここまできたのだから、ゴリラに会えなかったらショックで立ち直れないなんて考えていましたが、トレッキングを開始して2時間後にようやくゴリラちゃんたちに会えました。草をむしゃむしゃ食べていてときどきうなったりして見ていて面白かったー。
たくさんのゴリラを静かに鑑賞したあとは、ランチを食べ、再び2時間くらいかけて出口に向かいました。最後のほうは足が思うように動かず(なんて体力がないんだ私ってかんじですが)夫に後ろから押してもらったり上から引っ張ってもらったりして、彼もきっと私の面倒を見るのに大変疲れたことと思います。もう疲れ過ぎて普段は虫を見たら拒否反応を示す私も青いうじ虫がズボンにつこうが蜘蛛がTシャツにつこうが木の枝が髪の毛にくっついていようがおかまいなし。虫たちを振り払う気力も体力もなく。水は一人3リットルあってもよかったかも。あとエネルギー保持のためチョコレートとかポケットに入れておけばよかったです。というわけで私にとっては過酷なトレッキングでしたが、野生のゴリラに会えたのは貴重な経験になりました。
次の行き先はクイーン・エリザベス国立公園。ここではサファリツアーやボートツアー以外はロッジのプールでゆっくりできました。ライオンも見れたし、アフリカ象もいっぱいいました。ボートはモダンな洒落たボートでちょっと優雅な気持ちになれます。
最後の行き先はキバレ国立公園。ここではチンパンジートレッキングをしました。チンパンジーはたかーい木の上のほうにいるのが見えただけで、あまり近くで見れなかったのが残念でした。同じトレッキンググループの方に望遠鏡をお借りしないと顔とかも良く見えないほど。ここではゴリラトレッキングと違って平らな森を歩くので、ずっと楽だったです。ロッジがキヤニンガ湖が見渡せて山に囲まれたとっても素敵なロケーションにあり、内装も6年かけてできたというだけあってとっても凝っていてアフリカの味が出ていてこれまで泊まったウガンダのロッジの中では一番よかったかも。両親と行ったナイル川に浮かぶ小島のロッジもよかったですが。夜は暖炉の前で4人でモノポリーやってました。夫が意外に負けず嫌いで面白かった。ロッジにはプールはもちろんのこと、テニスコートまであったりします。http://www.kyaningalodge.com/
というわけで、ウガンダ西の国内旅行記でした!
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