最初に向かった先はエチオピアで最も有名な観光地であるラリベラ。アジスアベバから飛行機で約1時間のところにあります。 空港から町の中心地までの大自然が本当に壮大で、車で移動の30分間はその景色に目が釘付けでした。
ホテルに到着し、チェックインを済ませてから町をぶらぶら散策しました。すっかりカメラにはまってしまい、私がいない間に勝手に新しいレンズを購入していたTは、相変わらず写真を撮りまくっていました。観光地だけあって、立ち止まって写真を撮っていると子供たちが集まってきてお金をくれとせがんできます。Tが三脚を立ててカメラをセットしようとするとあっという間に子供たちに囲まれていました。それでもTはカメラに集中。
ラリベラへ来た目的は、ユネスコの世界遺産に登録されている、地下に彫られた「岩窟教会群」を見ること。12世紀に、エチオピアのラリベラ王がなだらかな斜面にあった巨大な岩を地下にくり貫いて造った11の教会が今でも残っているのです。岩でこんなすごい建築物が造れるなんて信じられん、とただただ驚くばかり。ひとつの教会から教会まで移動するにも岩でできた通路を通ったり真っ暗な洞窟をガイドさんと手と手をつないで、低くかがんで歩いたりしました。足場が悪いので歩きやすい運動靴を履いていてよかったです。あと、教会の内部に入るときは毎回靴を脱がないとならないので、靴下を履いていないときついです。教会内部に敷き詰められたカーペットは古くてダニやノミに侵されているとガイドブックにあったので、私は毎回ジーパンを巻き上げて床につけないように注意しました。
11の教会の中でも最も有名な教会がこちら、聖ジョージ教会(別名聖ギオルギス教会)。人が写っていないのでこの教会の巨大さがわからないかもしれませんが、ほんっとうにでかいんです。こんなのを800年も前にどうやってつくったんだろうか・・・一つの岩を掘り下げて造られているんですよ、これ。とにかくすごすぎでした。
No comments:
Post a Comment