Saturday, January 27, 2007
大規模反戦デモ@ワシントンDC
今日はワシントンDCで大規模な反戦デモが行われました。ワシントンDC市内のキャピトル・ヒル(連邦議会議事堂)周辺に、米軍のイラク撤退を求めなんと約10万人が終結。私たちはキャピトル・ヒル付近にあるボタニック・ガーデン(植物庭園)にお花やサボテンを見に行こうと散歩がてら家からとことことキャピトル・ヒルに向かっていたら、あっという間にデモンストレーションの波に巻き込まれてしまいました。本当にすごい人混みでした。そこに、メガフォンで「Out of Iraq! Stop the war!」と叫んでいる見覚えのあるアメリカ人が。それはイラク戦争に大反対の元ルームメイトのJでした。他にも、同級生にばったり遭遇。みんな本当に熱心だな~私もみんなの行動力を見習わなくてはと思いました。それぞれに衣装やプラカードを工夫していて、まるで仮装大賞のようでした。この反戦デモがブッシュ政権にどこまで影響を与えられるのかはわかりませんが、老若男女を問わず、こうして声をあげて反戦を訴える人々の団結力・威力を感じます。下の写真は、スミソニアンのボタニック・ガーデンで撮ったものです。ここは狭いですが、様々な珍しい植物を見られます。
Sunday, January 21, 2007
お勧め映画①
先週まで異常な暖かさだったワシントンDCも、今日ついに雪が降りました。 1月上旬で屋外のプールで普通に泳げてしまうほどの暖かい日があったくらいだったのですが、やっとワシントンの冬らしくなってきました。(でも寒いのは苦手・・・。)今日はTお手製のオムレツ&ブルーベリー・パンケーキをブランチに食べて、その後ワシントン日本商工会の新春祭りに行こうと思っていたのですが、雪が降っているのでやっぱり家で映画でもみようかと。そこへTの友達から電話がきてみんなでフットボールを見ようということで彼は友達の家へ、私はフットボールにあまり興味がないのでこうして久々にブログをアップしています。写真は、Tの父からクリスマスプレゼントにもらったGeorge Jensenのお気に入りの花瓶♪
私たちはよく映画を見るのですが、ここで一つお勧めの映画をご紹介。 先日、日本で見逃してしまった映画「ナイロビの蜂」(英語では「The Constant Gardener」)をレンタルして見ました。ケニアを舞台にした先進国企業の国際的陰謀を題材にした映画で、監督はあの強烈な映画「シティ・オブ・ガッド」をつくったブラジル人フェルナンド・メイレレス監督。「シティ・オブ・ガッド」は実話に基づいているのですが、ブラジルのスラムの犯罪劇が生々しく、あまりにも残酷で本当に衝撃的でした。生まれてくる環境が違うだけでこんなにも命の尊さに対する感情が違ってしまうものなのか、どうしてあのような社会構造が生まれてしまうのか、一体貧困とは何なのか、生きることの意義は何かなど、いろいろと考えさせられました。「ナイロビの蜂」を見終わったときも何とも言葉に表せない、やりきれない気持ちになりました。途上国と先進国の関係の闇の部分を鋭く暴いていて、現実味を帯びています。「シティ・オブ・ガッド」も「ナイロビの蜂」も現地の雰囲気や緊張感が伝わってくる素晴らしい作品だと思いました。
私たちはよく映画を見るのですが、ここで一つお勧めの映画をご紹介。 先日、日本で見逃してしまった映画「ナイロビの蜂」(英語では「The Constant Gardener」)をレンタルして見ました。ケニアを舞台にした先進国企業の国際的陰謀を題材にした映画で、監督はあの強烈な映画「シティ・オブ・ガッド」をつくったブラジル人フェルナンド・メイレレス監督。「シティ・オブ・ガッド」は実話に基づいているのですが、ブラジルのスラムの犯罪劇が生々しく、あまりにも残酷で本当に衝撃的でした。生まれてくる環境が違うだけでこんなにも命の尊さに対する感情が違ってしまうものなのか、どうしてあのような社会構造が生まれてしまうのか、一体貧困とは何なのか、生きることの意義は何かなど、いろいろと考えさせられました。「ナイロビの蜂」を見終わったときも何とも言葉に表せない、やりきれない気持ちになりました。途上国と先進国の関係の闇の部分を鋭く暴いていて、現実味を帯びています。「シティ・オブ・ガッド」も「ナイロビの蜂」も現地の雰囲気や緊張感が伝わってくる素晴らしい作品だと思いました。
Saturday, January 20, 2007
Bridal Shower and Bachelorette Party
本日は、来週結婚する大学院の同級生Uのバチェラレッテ・パーティ(男性の場合はバチェラー・パーティ)に行ってきました。つまり、彼女の独身最後の週末を女同士で祝おうの会です。私は今回アメリカ人のこのようなバチェラレッテ・パーティに参加したのは初めてだったのですが、クレイジー度合いが半端なかったです^^;とりあえずテキーラのショット一気飲みは当たり前で、へんなおもちゃが登場したり、目隠しをして水着姿の男性のポスターにハートマークを貼るゲームをしたり、お立ち台(?)で踊り出す子がいたり・・・(ちなみにみんな優秀でまともに働く女性です、念のため。。。)プレゼントタイムでは、セクシーランジェリーや愛される妻の条件と書かれた本など、みんなギャグ狙いのものばかりで、私はまともなキッチン用品などをあげてしまいちょっと場違いでした・・・。Uには内緒で、主催者のCがなんと男性ストリッパーを事前に予約。Cに、「10時にピザのデリバリーを装ってストリッパーが登場するけど、Uには内緒だよ!」と言われ、みんな10時前からそわそわそわそわ。10時ちょっと過ぎに彼が登場し、Uはびっくり唖然&みんなは大盛り上がり。もちろん、そこまで過激ではありませんでしたが、さすがにここには写真は載せられません・・・。ちなみに彼の雇用費は、1時間弱のパフォーマンスで200ドルだそうです。日本人の私の感覚だとやりすぎな気がしなくもないですが、人生楽しまなきゃ損!といった陽気でオープンなアメリカ文化(?)の一端を垣間見た気がします。
Monday, January 15, 2007
(仮)就職
昨年末、ワシントンDCの某国際機関本部で超短期コンサルタントの契約をいただき、年始からほそぼそと働いています。悲しいことに、春までという短い契約の上、予算の関係でオフィスを提供できないから家で働くという条件のもと、孤独に家でリサーチしています。まるで大学院の頃の大量のリーディングとペーパーに追われる生活に戻ったかのようです。引き続き就職活動はしていますが、安定した仕事がないって体に良くないなあと今回身に染みて感じました・・・。朝コーヒーを買ってオフィスに行き、今日のランチどうする?などと同期で社内メールでチャットし、トイレでばったり会う人たちと最近どう~?なんて立ち話をする職場環境が非常に懐かしい今日この頃。。。自分のやりたい仕事があっても自分の経験や能力が及ばずくやしい思いをしたり悲しくなったりの連続ですが、今与えられた仕事を着実にこなしていこうと思います。
Tuesday, January 02, 2007
ノルウェー日記:帰国
本日ワシントンDCに戻ってまいりました。たまった手紙とメールをチェック。この場をお借りして、日本からグリーティングカードを送ってくれたEさんとT、どうもありがとー!
書き損ねたのですが、ノルウェーに行ったら食べてほしい料理をご紹介!
写真左は、パンの上にバター、レタス、スクランブル・エッグ、スモークサーモンをのせて、ナイフとフォークで食べます。写真右は、同じくレタスの上に小エビをたっぷりのせて、ライムorレモンの汁とマヨネーズをちょこっとかけて食べます。3年半前に初めてノルウェーに来たときは、食パンをナイフとフォークで食べるなんて、なんて上品な国なんだろうと思いましたが、ただ単にそうでないと食べにくいからそうしているみたいです。どちらもシンプルだけどハマる美味しさです。私は毎朝食べていました。
今回初めてクリスマス&年末年始をノルウェーで過ごせてとても楽しかったです。新しい文化に触れ、Tの家族や友達と一緒に貴重な時間を過ごすことができました。でもやっぱり冬は寒いので、夏のほうがもっと楽しめそうです。次回のノルウェー里帰りは5月の結婚式。暖かくなるといいなあ。それまでに基礎的なノルウェー語がしゃべれるようにならなくては!でもワシントンDCにはノルウェー語のクラスがなく(需要がとっても少ないんだと思います・・・)プライベートのチューターを雇うとなると高くなるので私がTに日本語を教える代わりにTにノルウェー語の先生になってもらおうと思います。うまくいくかな~。。。
書き損ねたのですが、ノルウェーに行ったら食べてほしい料理をご紹介!
写真左は、パンの上にバター、レタス、スクランブル・エッグ、スモークサーモンをのせて、ナイフとフォークで食べます。写真右は、同じくレタスの上に小エビをたっぷりのせて、ライムorレモンの汁とマヨネーズをちょこっとかけて食べます。3年半前に初めてノルウェーに来たときは、食パンをナイフとフォークで食べるなんて、なんて上品な国なんだろうと思いましたが、ただ単にそうでないと食べにくいからそうしているみたいです。どちらもシンプルだけどハマる美味しさです。私は毎朝食べていました。
今回初めてクリスマス&年末年始をノルウェーで過ごせてとても楽しかったです。新しい文化に触れ、Tの家族や友達と一緒に貴重な時間を過ごすことができました。でもやっぱり冬は寒いので、夏のほうがもっと楽しめそうです。次回のノルウェー里帰りは5月の結婚式。暖かくなるといいなあ。それまでに基礎的なノルウェー語がしゃべれるようにならなくては!でもワシントンDCにはノルウェー語のクラスがなく(需要がとっても少ないんだと思います・・・)プライベートのチューターを雇うとなると高くなるので私がTに日本語を教える代わりにTにノルウェー語の先生になってもらおうと思います。うまくいくかな~。。。
Monday, January 01, 2007
ノルウェー日記:ニューイヤーズ・イブ
今日は大晦日。Tの双子の兄Eのアパートで、いつもの仲のいいグループが集まりディナーを食べてニューイヤーズ・イブを祝うことに。私はジーパンで行くつもりが、Tにニューイヤーズ・イブはみんなドレスアップするんだよと言われ、慌てて着替えました。ノルウェー人は特別なイベントはかならずドレスアップするという印象を持っています。クリスマスは男は全員スーツでしたし。ニューイヤーズ・イブもみんなスーツかタキシードでした。
ディナーのメンバーは男10人となぜか女は私一人。このグループは、こういうときはいつも男だけでつるんで、彼女はいても誘わないみたいです。Jのバースデー・パーティでも20人中女は2人だけでした。
ディナーはTの双子の兄Eが作ったノルウェー料理。TもEも小さいときから料理番組を見るのが好きで、そこから料理の仕方を覚えたそうです。クリスマスに食べたときと同じような料理で美味しかったです。デザートはバニラアイスクリームとEの手作りラズベリー・ソース。スターター・メイン・デザート&コーヒーまで、男がすべてサーブする姿は日本の女性が見たら不思議に感じるかもしれません。ノルウェーでは男性も家事をするのが自然です。
午後11時50分頃になり、みんなでアパートの屋上に向かいました。新年になる瞬間を祝おうと、他の部屋の人たちも屋上に集まっていて、人でごった返していました。街中花火があがり、みんなで新年を祝いました。「Godt nytt ar!(ゴット ニット オール!)」←ノルウェー語のあけましておめでとうの意味です。私は寒さで耐えられなくなっていましたが、ノルウェー人たちは薄着で楽しそうに酔っ払っていて、この程度じゃ彼らにとっては寒くないんだな~と思いました。
その後Eの部屋に戻り遅くまで飲んでいましたが私たちとJとYはタクシーに乗って午前2時頃に帰り、残りのメンバーは次のパーティへと繰り出していきました。ちなみにノルウェーのタクシーは非常に高いです。同じ距離で日本の料金の倍くらいはかかるのではないかと思うくらいです。アルコールもガソリンもめちゃめちゃ高いです。ピザのチェーンレストランに行ったとき、ラージピザが40ドルもしてびっくり。アメリカでは同じ大きさで15ドルくらいです。これだけ物価が高いと、一人当たりの平均所得が他の国より高いのも納得です。
ディナーのメンバーは男10人となぜか女は私一人。このグループは、こういうときはいつも男だけでつるんで、彼女はいても誘わないみたいです。Jのバースデー・パーティでも20人中女は2人だけでした。
ディナーはTの双子の兄Eが作ったノルウェー料理。TもEも小さいときから料理番組を見るのが好きで、そこから料理の仕方を覚えたそうです。クリスマスに食べたときと同じような料理で美味しかったです。デザートはバニラアイスクリームとEの手作りラズベリー・ソース。スターター・メイン・デザート&コーヒーまで、男がすべてサーブする姿は日本の女性が見たら不思議に感じるかもしれません。ノルウェーでは男性も家事をするのが自然です。
午後11時50分頃になり、みんなでアパートの屋上に向かいました。新年になる瞬間を祝おうと、他の部屋の人たちも屋上に集まっていて、人でごった返していました。街中花火があがり、みんなで新年を祝いました。「Godt nytt ar!(ゴット ニット オール!)」←ノルウェー語のあけましておめでとうの意味です。私は寒さで耐えられなくなっていましたが、ノルウェー人たちは薄着で楽しそうに酔っ払っていて、この程度じゃ彼らにとっては寒くないんだな~と思いました。
その後Eの部屋に戻り遅くまで飲んでいましたが私たちとJとYはタクシーに乗って午前2時頃に帰り、残りのメンバーは次のパーティへと繰り出していきました。ちなみにノルウェーのタクシーは非常に高いです。同じ距離で日本の料金の倍くらいはかかるのではないかと思うくらいです。アルコールもガソリンもめちゃめちゃ高いです。ピザのチェーンレストランに行ったとき、ラージピザが40ドルもしてびっくり。アメリカでは同じ大きさで15ドルくらいです。これだけ物価が高いと、一人当たりの平均所得が他の国より高いのも納得です。
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